2022/12/03 00:30
こんにちは。アカネス清水です。
本日は当店で活躍してくれているミシンのご紹介。
JUKIのDSC246です。
物販用の商品制作のみならず、制作体験においても大活躍しております。
制作体験ではお客様もこのミシンを使って、革小物を制作しております。
このミシンは「腕ミシン」という種類のミシンになります。
物を縫う作業スペースが腕のように筒状になっていることから、そう呼ばれています。
皆様がよく目にするタイプは、家庭用でも使用されるような作業スペースが平らな「平ミシン」というタイプかと思います。
「腕ミシン」は制作体験のお客様は初めてご覧になる方が多いので、少し緊張しながら縫製しています。
でも、中々触れる機会のないものなので、皆様楽しくミシンの体験をしておられます。
この腕ミシンは立体になったものの縫製によく使われます。
例えばラウンドファスナーの財布等です。
このタイプの財布は内装と外装の間にファスナー挟み、上の写真のような形にしてから縫製をします。
つまり、立体になってから縫製するということになります。
立体になったものは平ミシンでは縫製ができないので、ここで腕ミシンが活躍してくれます。
腕ミシンがなかったら皆様が今使っている財布や鞄はこの世に出ていなかったかもしれません。
腕ミシンを発明した人、すごいですよね。感服致します。